責任...
コミュニティへの責任
バイオジェンは、社員と会社双方の成長に取り組み、またより良い世界の実現にも取り組んでいます。患者の人生を変え、命を救う製品の提供を通してより良い世界の実現に貢献し、コミュニティへの利益還元も行っています。
社会的責任
バイオジェンは、患者の生活を向上させる革新的な治療薬の発見、開発、提供に尽力しています。患者の人生に意味のある変化をもたらすことを重視しており、それは企業責任の核となるものです。生活を向上させるというコミットメントは患者のみにとどまらず、すべての利害関係者にも及んでいます。この革新の精神は、生活と仕事の場であるコミュニティでも生かされており、環境への影響を低減する取り組みによって資源を保護していくという姿勢にも表れています。バイオジェンは基本的人権を尊重し、すべての個人には公正に尊厳をもって接するべきだと考えています。そして、教育や科学研究に対するグランツ、ドネーションを様々な団体や慈善事業プログラムに提供し、コミュニティに利益を還元する優れた企業市民を目指し努力しています。
遵守事項
- 自身の所属部門が、企業市民としてどのような貢献をしているかを考える
- 不適切な影響を及ぼしたり、便宜を図ってもらうための手段として寄付を利用しない
- 患者団体と透明性のある関係を保ち、患者のヘルスケアを改善するという共通の目的に基づく関係を維持する
- 利害関係者の意見に耳を傾け、そのフィードバックをビジネス活動向上に生かす
注意事項
- 推奨された特定の慈善事業やグループ、政治活動への寄付や参加を促す他者からの圧力
- 慈善寄付の不適切な利用
- 社会福祉を脅かす商慣習
詳細については、以下をご参照ください
- 質問がある場合は、グランツオフィスに電話か、メールでご相談ください: +1 617-914-1299または or grantsandgiving@biogen.com
- ポリシーや手続き、関心領域についての詳細な情報は、バイオジェンの外部ウェブサイトご参照ください
- United Nations Universal Declaration of Human Rights(国連世界人権宣言)をご参照ください
- United Nations Convention(国連条約): 市民的および政治的権利に関する国際規約(International Covenant on Civil and Political Rights)をご参照ください
サステナビリティ
ビジネス活動を行うなかで、バイオジェンは環境と地域社会を保護し、改善していく責任があることを認識しています。製品の開発、製造、販売すべての段階において環境に与える影響を最小減に抑えるための努力を継続します。また、天然資源利用の最小化、廃棄物の削減、気候変動に対する影響を緩和するよう努力しています。環境リスクと環境機会を積極的に評価することで、継続的な業績改善を図っています。
遵守事項
- 使用していない電子機器の電源を切るなどできる範囲でエネルギーの節約に努める
- 可能な限り、リサイクルや再利用、コンポストを使用する
- 積極的に先を見越した取り組みを行う。環境パフォーマンスを向上させる機会を特定する。(資源の節約やリサイクルを可能にする新たな手段を見つけ出すなど。)
注意事項
- 環境に危険を及ぼしたり、天然資源をむやみに浪費する商慣習
- 非効率的で無駄な習慣
詳細については、以下をご参照ください
- 環境および安全衛生に関するグローバルポリシー
- サステナビリティに関するグローバルポリシー
- 気候変動に関する意見書
- バイオジェンの企業市民活動レポートを確認してください
- 次のウェブサイトで企業市民活動について詳細をご覧になれます www.biogen.com/corporatecitizenship
(すべてのポリシーについてはSynapseをご覧ください)
個人情報と機密情報の保護
近年、個人や企業、政府は、個人情報のプライバシーとセキュリティに関する懸念をますます募らせています。その結果、個人情報保護、その情報収集方法やアクセス、共有、利用方法を保護する法律が整備されました。
私たちは、患者や医療従事者、社員などに関する個人情報にアクセスすることができます。こうしたデータの保護は、今では法的要件のひとつとなっていますが、バイオジェンの社員にとって他者のプライバシーを保護することが信頼に関わる問題であることは今も昔も変わりません。
バイオジェンがどのような個人情報を所有し、どのように利用しているかについては十分に説明されています。
データプライバシーの基準や規制は国ごとに異なります。関連法や社会から期待されている事柄について質問がある場合は、上長、法務部、または人事部に相談してください。
遵守事項
- 直接的または間接的に個人の特定が可能なデータや機密性の高い特定の業務データを含む、高度な保護の対象となるデータの種類を把握する
- 会話の中に患者や個人に関する情報が含まれる場合は、話をする場所やタイミング、表現方法について、常に細心の注意を払う
- 行政機関、司法機関、規制当局または社外の第三者から社員に関するデータを要請された場合は、法務部に相談する
- 機密情報を紛失、不用意に開示してしまった場合には、直ちに法務部に報告する
注意事項
- 公共の場での電話やノートパソコンでの作業による機密データの不用意な漏洩
- 国外向けや第三者に送信される機密データ
- バイオジェンの規程、適用法に抵触しないが機密データの可能性があるものの転送
詳細については、以下をご参照ください
- データに関するグローバルポリシー
- 情報セキュリティに関するグローバルポリシ ー
- データのリスク分類に関するグローバル ポリシー
(すべてのポリシーについてはSynapseをご覧ください)
Q & A
質問:
私の親友はバイオジェンで給与にかかわる業務を担当しており、社員の情報にアクセスできます。今度、自宅でパーティーをするので、同僚数人の自宅宛に招待状を送りたいと考えています。その友人経由で同僚の住所を入手できますか。
回答:
いいえ。これはプライバシーの侵害に該当し、あなたと友人の両方が懲戒処分を受けることになります。住所の情報はインターネットで調べるか、直接本人に訊くべきです。
セキュリティ
バイオジェンは、社員、業務受託者、訪問者に安全な職場を提供すべく努力しています。セキュリティ上リスクがある状況に遭遇したら、直ちに報告してください。セキュリティを担保することは全ての社員に共通の責任です。
遵守事項
- 会社の敷地内ではIDカードを常に良く見える位置につけ、社員の後ろについて無断で施設内や立入禁止区域に立ち入る者がないよう注意する
- IDカードの紛失や盗難があった場合は、グローバルセキュリティに通知する
- 不審な人物や活動に気付いたら直ちにグローバルセキュリティに報告する
- 暴力や脅迫を受けた場合は、直ちにグローバルセキュリティ、人事、マネージャーのいずれかに報告する
- 指定の社員専用駐車場や会社主催のイベント会場を含め、会社の敷地内に武器を持ち込まない
- 喫煙は指定された区域でのみ可能です
注意事項
- 施設入場手続きやIDカードの利用など、セキュリティ基準遵守の不徹底
- 不審な人物、行為、または活動
- アルコールや薬物の乱用 ビジネス上の会合や食事の場での飲酒は、良識と節度を守る限り許容されますが、勤務時間中にアルコールや薬物の影響によって判断力や身体能力が低下するようなことがあってはならず、心身ともに職務を遂行できる状態を常に維持していなければなりません
詳細については、以下をご参照ください
- 職場での暴力に関するグローバルポリシー
- インシデント管理に関するグローバルポリシ ー
- セキュリティに関する質問や懸念については、グローバルセキュリティ担当者やマネージャーのほか、コンプライアンス、法務、または人事の各部門担当者に相談してください
(すべてのポリシーについてはSynapseをご覧ください)
安全衛生
バイオテクノロジーのリーディングカンパニーとして、患者の生活を改善するという使命と責任が日々与えられています。
この責任は単に人命を救う治療薬を患者に提供するということではなく、それを超越したものです。日々の業務を遂行するなかで、環境やコミュニティ、社員に対する敬意と気遣いも大切です。そのためバイオジェンは社員にとって安全で衛生的、かつ効率的で快適な環境を提供することを常に目指しています。
世界レベルの安全意識を育むことにより、イノベーション、協調性、衛生、そして生産性が高まります。バイオジェンは、職場での疾病や怪我の危険から社員を守る努力をしています。そのための予防は不可欠であり、社員の健康を維持すべく、様々なプログラムやサービスを提供できるようにしました。
安全や健康を脅かすような状況に遭遇した場合は、直ちに報告しなければなりません。社員全員が自発的に参加し、協力しあい安全で衛生的な職場を維持するという目標を達成します。
遵守事項
- 安全ポリシーと手順に従う
- 危険な行為を直ちに報告する
- 危険な状況、ニアミスその他何か起こった場合は、発生から24時間以内に直属の上長に報告する
- 積極的な改善策の提案と共有
- 安全に関する追加情報を入手し、懸念がある場合は質問する
- 危険が伴う作業の中止
注意事項
- 怪我、疾病、流出、火災、物的損害など、望ましくない結果を招く恐れがある危険な状況
詳細については、以下をご参照ください
- 安全衛生に関する質問や懸念については、グローバルEHS+S担当者か、現地のコンプライアンス、法務、人事の各部門担当者またはヘルプラインに相談してください
Q & A
質問:
労働災害に遭った場合はどうすればよいでしょうか
回答:
労働災害に遭った場合は、すぐに直属の上長に報告するか、現地の傷害事故報告の手順に従ってください。
質問:
職場で安全であるとは思えない慣習がいくつかあることに気づきました。誰に相談すればよいでしょうか。今の職場では新参者なので、トラブルメーカーだと思われたくありません
回答:
上司またはEHS+S部に懸念を相談してください。問題のビジネス慣習には何らかの理由があるかもしれませんが、安全に関する懸念を提起することはトラブルの種になるわけではなく、社員としての責任を果たすことです。
質問:
下請業者もまた社員と同様の安全衛生ポリシーと手順に従うことを要求されているのでしょうか。
質問:
はい、そのとおりです。マネージャーや上長は、バイオジェンで仕事をしている下請業者やベンダ ーに、特定の施設に適用されるすべての法令、会社が課す追加の要件について理解させ、遵守させる義務があります。